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Suicaの残額が、駅に行かなくてもわかる裏ワザ

 直接、高架化工事とは関係ないのですが…。

 Suicaも2001年11月18日の導入から1年が経ち、利用者も500万人を突破しています。京急でも品川駅・横浜駅の連絡改札でJRのSuicaを読めるようになり、京急のきっぷとの併用が可能になりました。

 Suicaは、非接触を売りにしている(“タッチ”とは宣伝しているが、この“タッチ”は無線通信を確実に行うための方便で、物理的にこすれ合っているわけではない)ので、非接触を前提にしている自動改札で、そのカード面上に文字を記入することはできません。もちろんプリペイドカード(イオカード等)では、残額をカードに印刷して確認することが出来ません。そのために、券売機または精算機に差し込んで履歴照会したり、印字することになるのですが、そのたびにいちいち券売機や精算機に並ぶのでは、何のためのSuicaかわかりません。

 その1周年のプレゼントというわけではないのでしょうが、Suicaの技術を提供しているソニーから「SFカードビューワー」というフリーソフトが提供されるようになりました。

 このソフトと、「パソリ」と呼ばれるパーソナル用リーダライタを組み合わせることで、駅に行かなくてもSuicaの残額・履歴(20件まで)が読み出せるという仕掛けです。

 パソコンに「パソリ」を接続し、「SFカードビューワー」を起動させ、Suicaを「パソリ」に乗せるだけで、以下のように表示されるわけです。

 残念ながらこの「SFカードビューワー」、その名の通り、「見る」ことしかできず、チャージは出来ませんし、その内容をコピー&ペースとしてテキストベースで使うことも出来ません。また、定期券区間での乗降記録(運賃減算がないとき)はみられません。ですが、一家に一台また一課に一台あるとやはり便利ではないでしょうか。
 まあもっとも技術的にはこの「パソリ」を利用してチャージすることは非常に簡単なはずで、近い将来そうなることを期待したいと思います。

 この「SFカードビューワー」は、Suicaのカード自体に残っているデータだけを読み出し、Suicaのホストコンピュータとアクセスしているわけではないので、券売機や精算機で出す「履歴表示」と同じ条件(表示20件・出力時間制限なし・履歴消滅なし)であり、ホストとアクセスする「履歴印字」(印字50件・出力0:50〜5:00不可・26週以降履歴消滅)の条件とは一致しません。

 ソニー的にいえば、自社の技術を使った製品が500万ホルダーを抱えるので、この際「タダ」のソフトを提供して「パソリ」を一気に普及させ、SONYのカードである「eLIO(クレジット併用)」や「Edy(プリペイド型)」も使ってね…=非接触ICカードの業界標準仕様の地位を確立したいという攻めの姿勢なのでしょう。

 「SFカードビューワー」のページ
 「パソリ」のページ

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